
2019.11.07(木)
エンジェライト
成分:SrCaSo4
硬さ:3.5
産地:ペルー
ストロンチウムを含むアンハイドライト(Anhyderite)「硬石膏」。
斜方晶系に属する卓状結晶や板状結晶体で産出することもありますがごく稀で、多くは塊状や粒状で発見されます。また、時にはその中に、ヘマタイト(Hematite)「赤鉄鉱」を斑点状に含んだものも見ることができます。
色は、帯青灰色や青色、帯青空色、空青色のものなどがあり、その青色はγ線の照射によって得られるもので、天然の色も自然放射能によるものです。
真珠光沢をもち、劈開(へきかい)は一方向に完全、または一方向にやや完全です。
ペルーのナスカ地方と南アフリカで発見され、1989年以降から市場に出回り始めました。
名称は、この鉱物の示す色が天使を想像させるところから、ギリシャ語のangelosに由来します。
昔から、豊作と好天候に恵まれる「お守り石」として珍重された鉱物。本来、正しいとされる真理に触れる機会に恵まれ、より深く理解することによって自分自身が磨かれ、宇宙的な意識にまで達すると言われています。
深い愛を認識させてくれるそうです。
鼻や喉の粘膜の炎症を抑えて痛みを和らげ、血液を浄化して、伝染病の治療にも効果があると言われています。
天然石のパワー
豊かさと成功へと導く、祈りの石
鉱石として
化学名
石の色
主な産地
用例