2019.11.29(金)

ラピスラズリ

天然石のパワー
最強の幸運をもたらす、聖なる石
魔力が宿る古代エジプト人の護符
鉱石として
「青」を意味するペルシャ語と、「天」や「空」を意味するアラブ語が語源。アフガニスタン北東部のサリサング鉱山が有名。青い色とその中に浮かぶ金色の黄鉄鉱が、神々の住む夜空に似ていることから、古代の人々は身につけると“邪悪な目”から守ってくれると考えられていた。 ツタンカーメン王の黄金マスクの金色は太陽神ラーを、ラピスラズリは死者を地下の世界へ案内する鷹の太陽神を象徴した。また冥界での試練を乗り換えて天国へと導く力があるとして、ミイラにはラピスラズリの心臓を護符として埋め込んだという。
化学名
含酸素硫黄アルミのケイ酸カルシウムナトリウム
石の色
主な産地
アメリカ・チリ・アフガニスタンなど
用例
ツタンカーメンの黄金マスク・ミイラの心臓・祭壇画
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